中村 (1991) は属和名をフクロナシツリミミズ属とした。しかし、大淵・山口 (1947) によってフクロナシミミズ、大淵・山口 (1965) によってフクロナシツリミミズとされた種は本属に含まれずに中村 (1991) でヒメツリミミズ属とされた Bimastos parvus であり、大淵・山口 (1965) によって本種に含まれる Dendrodrilus tenuis にキタフクロナシツリミミズという和名が命名されている。この齟齬については、中村 (2015) でも解消されていない。