「日本産ミミズ大図鑑」づくりプロジェクト

 半年以上、更新を休止していました。新たな職場の仕事に追われていましたが、これから徐々に更新を進めていきます。

 

 ミミズの研究をすすめる上で、フルカラーの日本産ミミズ図鑑がお勧めです。

 

 ただし、これから日本のミミズの研究を深化させるためには、ミミズ研究の現在が分かる情報プラットフォームを整備する必要があります。これは、出版された図書媒体の形をとる限り、必ず制限が生じるためです。また、研究を進める上では、どの情報に基づいて文章を記述したのかという引用の明記が必要です。一方で、詳し「すぎる」情報は出版物ではなかなか実現できません。

 

 このため、このwebsite「日本産ミミズ大図鑑」を作ることによって、著者の思い通りの図鑑作りを目指す、勝手なプロジェクトです。まずは分類についてしっかりとまとめ、その後、生態など他の側面についても記述していく予定です。

 

 ミミズの分類を研究したい方には有用なサイトですので、一般の方には情報が多すぎると思いますがご容赦下さい。あくまでも管理者の文献情報整理メモですので、情報は不完全です。最終的に大図鑑といえる形になり、主要な情報は論文として出版できることを目指します。

 

2014年7月23日より作成スタート!まだまだ作成途上です。現在、1960年ごろまでに日本で発表された分類学的な文献の情報はすべて反映できていると思いますが、1970年代に入るところで足踏み中です。

 

現段階で一番まとまっているのは、ハタケミミズです。日本で確認されている全種について可能な限りの情報をいれこみ、現在のハタケミミズの項目と同じような形にする予定です。

更新履歴

2016.11.21 上平 (2016a, 2016b) の分布情報を追加しました(文章には反映できていません)

2016.11.21 ヒトツモンミミズの分布の記述を改訂しました

2016.11.21 更新履歴を作りました

2016.11.21 トップページを少し改訂しました

【ルール】

1.あくまでも、管理者のメモであり、管理者の都合・好みに応じて文献を読んだ順に更新していく

   ー 基本的には、古い順に読み進めている

   ー ただし、先に整理したい分類群があれば、それを先に complete する

 

2.必ず出典を明記する。

 

3.基本的には、紙媒体で出版されたものを引用する(website は、変更・削除されてしまうことが多いため)

 

4.種ごとの記述を基本とする

 

5.科・属の分類は最新の情報に従うが、種の分類は細分化された分類に従う

   ー 後に情報を統合するのは簡単であるが、細分化するのは手間がかかる

   ー 自分自身の経験(形態学・分子系統学的研究)から、石塚小太郎 先生の種分類が妥当だと思っている

   ー このため、独自の分類になってしまう危険はある(ただし、明記する)

   ー フトミミズ科以外、特にツリミミズ科などについては欧米で盛んに研究されている

     このため、フトミミズ科以外の分類はほぼ Easton (1981)、Blakemore (2003, 2012) のままであるが、最新の情報に従うようにする

 
6.分布図は、出版された情報に基づいて作成する
   ー これらの情報の多くは市町村単位(一部、大字など)で記述されている
   ー 市町村よりも大きな単位(都道府県、◯◯半島など)で記述されたものは除外した
   ー 記述が市町村である場合、Geocodingの際には市町村役場が指定されることが多い
   ー このため、図示された地点は誤差が最大数十 km あり、おおまかな分布を示していると理解して欲しい
   ー 日本、韓国、北朝鮮、中国、台湾は可能な限り地点を示し、その他の国については国をベタ塗りで分布の有無を示す。
   ー 分布調査が行われた地点は偏在している
      ・下の分布図を少し拡大するとわかるが、西日本では調査地点がそもそも少ない
         ー そもそも調査すらされていない場所が多い
         ー 分布域を見る時に、調査地点のバイアスを考慮する必要あり
 

 
7.シノニムリストを作成し、形態比較が可能な論文をすぐに見つけられるようにする
   ー 「形態記載」は、標本の形態計測をして記述してあるものを指し、体長その他形態形質の比較に用いることができる論文。
   ー 「特徴指摘」は、形態形質全体の記載をしていないものの、一部の形態形質について何らかの新たな指摘を行っている論文
   ー 「同定形質のみ」は、同定形質のみ記述されているもので、「種」に対する著者の定義を判別できるもの
   ー 「記述のみ」は、種名リストや採集報告、生態学的側面など、とりあえずその種の名前が出現した論文
 

【注意】

 管理者の読み間違え、勘違い、引用間違いなども起こると思います。すべての文章に引用を示しますので、このサイトに書いてあることを鵜呑みにせず、必ず原著をご確認下さい。


 なお、お気づきの点がございましたら、著者へお知らせいただけますと幸いです。

 

 このミミズ大図鑑は作成中です。管理者の状況や気分で進展が大きく変わります。ご容赦下さい。